釜山市は来る15日、釜山アジアド主競技場で開かれるグループ防弾少年団(BTS)のコンサートに備え、交通総合対策を設けると4日明らかにした。

来る14日から16日までKTX上・下行2便とSRT上・下行1便を増便運行し、東海線も予備列車2台を追加編成して待機する予定だ。

釜山金海慶電鉄道24便を増便して配車間隔を６～８分から４～６分に減らすことにした。

また来る15日まで仁川空港～金海空港国際線乗り継ぎ内航機を1日2回運航するようにして釜山～日本旅客機を週3～7回追加運行する予定だ。

307番空港バスの場合、コンサート場を経由するように路線を調整して6台を増車する。

釜山都市鉄道は1~4号線計50回増便運行し、コンサート場を経由する市内バスとマウルバス34台を増車する計画だ。

BTSコンサートをリアルタイム画像中継する釜山北港と海雲台海水浴場を経由する都市鉄道1・2号線と市内バスも運行回数を増やすことにした。

市はまた、乗用車を利用して釜山に入る観覧客が高速道路料金所に近い公営・臨時駐車場に駐車した後、都市鉄道などを利用してコンサート場に移動するよう誘導する計画だ。

コンサート会場周辺の往復4車線である体育公園路300m程度は、車両通行を統制することにした。

市はこのほか交通総合対策班を運営し、コンサートが始まる前までアジアド主競技場周辺にドローン(無人航空機)を浮かべ、半径1.5㎞交通状況映像をYouTube(釜山チューブ)でリアルタイム提供することにした。