釜山で外国人観光客が便利に利用できる「ビジット釜山パス(Visit Busan Pass)」が12日に正式に発売される。

釜山市と釜山観光公社は、ビジット釜山パスの正式運営に先立ち、11日午後、釜山ロッテホテルでビジット釜山パスのローンチショーを開催することを明らかにした。

パク・ヒョンジュン釜山市長をはじめ、加盟店や観光業界、関係機関など約200人が参加し、ビジット釜山パスの活性化を祈願する。

ビジット釜山パスは、釜山の主要観光施設を簡単に利用でき、交通カード機能まで連携され、外国人観光客に釜山旅行の利便性を提供する観光パスで、今年上半期に試験運用を行った。

去る2月1日から7月末までの試験運営期間、ビジット釜山パス24時間券と48時間券が3万4千543枚販売され、販売目標を230%達成した。

アンケート結果、購入者の97%が価格を肯定的に評価し、外国人観光客から好評を得た。

市はグローバル観光市場の流れに合わせ、小規模個人旅行者の好みを反映したビジット釜山パス商品4種（時間制限型24時間券4万9千ウォン、48時間券6万9千ウォン、数量制限型BIG3 4万5千ウォン、BIG5 6万5千ウォン）を12日から正式発売する。

時間制限型は追加費用なしで限られた時間内に無料加盟店として登録された観光施設を自由に観覧、入場、利用する方式であり、数量制限型は登録された無料加盟店を3ヵ所または5ヵ所を選択して自由に利用する方式だ。

数量制限型「ビッグ(BIG)3」、「ビッグ(BIG)5」は、3日以上長期滞在するMICE観光客や、医療観光客や留学生のように時間に制限を設けず、無料加盟店を選択して6ヶ月間自由に利用することができる。

市は正式発売に合わせて、ビジットブサンパス使用加盟店を当初107ヵ所から163ヵ所に拡大し、観光客には多様な観光施設に対する選択の幅を広げた。

今回のビジットパスの正式発売を記念して、特別なプロモーションと様々なイベントも用意した。

ビジット釜山パス公式サイトでは、ビッグ(BIG)3、ビッグ(BIG)5を対象に50%の大幅割引イベントが行われる。

パク市長は「今回正式に発売するビジット釜山パスは、コストパフォーマンスと利便性を備えた魅力的な商品で、外国人観光客の誘致に貢献し、地域観光業界と海外観光客をつなぐプラットフォームとして釜山観光産業の新たな転換点になるだろう」と述べた。