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現代百貨店釜山店、7月営業終了...営業転換を推進

韓国の大型流通企業の中で釜山に初めて進出した現代百貨店釜山店が、今年7月を最後に29年ぶりに営業を終了する。現代百貨店側は閉店ではないと明らかにし、リニューアル工事を経て他の業態に転換する可能性を残している。

現代百貨店釜山店は7月末まで営業した後、2、3ヶ月間リニューアル工事を行う予定だと11日に明らかにした。現在、入店ブランドとは7月31日まで契約を結んでいる状態だ。リニューアルを通じ、既存の百貨店に新たなコンセプトを追加したり、近隣の商圏を考慮した他の業態に変更する部分を内部的に検討している状況だ。

現代百貨店は以前、アウトレット形式の運営方式も検討したが、競争力が低いと判断した。現在、若年層をターゲットにしたヤングファッションモールの複合ショッピングモールの食品館などを積極的に検討しているという。閉店はないと話した。

2027年、釜山江西区エコデルタシティにオープンする現代プレミアムアウトレットと連携し、釜山商圏の再攻撃に乗り出すとみられる。

1995年8月26日、釜山市東区凡一洞にオープンした現代百貨店釜山店は、当時、韓国の大型流通企業の中で釜山に初めて進出した百貨店だった。2006年には地方初の三大銘柄「エルシャ(エルメス・ルイヴィトン・シャネル)」を誘致し、釜山地域の高級百貨店として名声を築いた。しかし、凡一洞(범일동)商店街が崩壊し、2009年に海雲台(ヘウンデ:해운대구)に世界最大規模の新世界百貨店センタムシティ店ができたため、徐々に競争に負け始めた。2013年を皮切りにエルシャなど高級ブランドが続々と撤退し、2016年には百貨店リニューアルも行ったが、減少傾向にあった売上を上げることはできなかった。

現代百貨店の関係者は「百貨店の営業転換を通じて店舗の競争力を高め、商圏に新たな活力を吹き込む計画」とし、「具体的な業態は確定していない」と話した。

BOGYU PARK BOGYU PARK · 2024-03-12 06:28 · 閲覧数 873
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