釜山市から車で1時間ほどのところに位置する世界文化遺産「新羅千年の王都」慶州!
韓国において決して欠かしてはいけない遺跡地としたら千年の古都慶州を挙げられます。それは言うまでもなく、日本でも古くから愛されてきた千年の古都「奈良」のように急激な都市化が進む中でも自然を大事にし、 自然と調和して生きてきた先祖達の息吹が今でもあちらこちらに残っているからでしょう。
実際に大陵苑(古墳公園)の付近の土を少し掘ると遺跡層が出てくるほど、現代人と古来人のふれあいが活発に行われるところでもあります。こんなに深い意味を持つ「新羅千年の王都」慶州をご紹介させていただきます。
ユネスコ世界文化遺産「慶州歴史遺跡地区」 新羅千年の長い歴史が伝わる総合的な遺跡地区として2000年にユネスコ世界遺産にも登録された五つの地区のことを言います。慶州市内に月城(ウォルソン)地区・大陵苑(テヌンウォン)地区・皇龍寺(ファリョンサ)地区の三つがあり、京釜高速道路を降りたところにある南山(ナムサン)地区・普門観光団地の山城(サンソン)地区があります。歴史遺跡地区内には計52の指定文化財が含まれています。