釜山・金海軽電鉄の料金が2017年5月に100ウォンを引き上げた後、7年ぶりに300ウォン引き上げられる。

金海市によると、27日に開かれた慶尚南道運賃調整委員会で釜山・金海軽電鉄の料金引き上げ案が審議を通過したことを31日明らかにした。

釜山・金海軽電鉄列車の様子

運賃調整委員会は、金海市運賃調整住民説明会及び釜山市物価対策委員会が発表した一般300ウォン引き上げ、青少年凍結、子供無料案を最終決定した。

300ウォン引き上げ案は、釜山市との日程協議を通じて12月中に1次150ウォン、来年5月2次150ウォンなど2回にわたり段階的に引き上げられる。

ただし、釜山・金海軽電鉄の財政支援金の支給比率については、釜山市と金海市が立場差を縮めることができない。

金海市は原因者負担原則に基づいて50対50を主張しているのに対し、釜山市は従来の63.19対36.81を維持すべきという立場を崩していない。

特に、財政支援金の支給比率と関連し、金海市と釜山市が合意に至らない場合、子供料金無料化の推進にも支障をきたす可能性もある。

ホン・テヨン市長は「釜山市と分担比率に対する円満な合意を通じて、子供料金の無料化施行及び広域乗り換え料金の無料化を推進し、物価高騰による家計負担を最小限に抑えるようにしたい」と述べた。