2016年11月に着工したプロ野球チームNCダイノスのホーム球場が着工して2年4ヵ月ぶりに完工されました。慶尚南道昌原市(キョンサンナムド·チャンウォンシ)は、NCダイノスが新ホーム球場として運用する「昌原NCパーク馬山球場」の建設工事を終えたと27日に発表しました。

新野球場は、昌原市 馬山会原区 陽徳洞(マサンフェウォング・ヤンドクドン)の旧馬山総合運動場を壊して建て直しました。NCダイノスはこれまで馬山野球場をホーム球場として使用してきましたが、新しい野球場がオープンすれば、既存の馬山野球場はNCダイノス2軍の本拠地として使用されます。

昌原NCパーク馬山(マサン)球場は、延べ面積約4万9000平方メートルに地下1階、地上4階建てで、2万2000人が受容できる野球場です。特に、観客席が他野球場に比べて比較的に低く、観客席とフィールドの距離も14.7メートルと近いため、迫力溢れる試合が楽しめることができます。

昌原市は、野球競技が開かない日でも、市民が自由に利用できるように家族公園、屋上庭園、床噴水、散策路、エスカレーター、野球展示館などを備え、複合文化空間として活用する予定です。また、野球場の正門側には9回裏2アウト2ストライクの時にサヨナラホームランを打ち上げる姿を形象化した5メートルの高さの打者造形物もつくりました。

写真提供：昌原市