統一新羅時代(751年)に慶州吐含山(トハムサン、海抜745m)に創建された白い花崗岩を組み合わせて人工的に造られた人工石窟寺院です。東海を見下ろす山の中腹に位置する石窟庵は、護国仏教としての新羅の人々の信仰と願い、優れた建築美、美しい彫刻技法などが融合した仏教の歴史的遺跡として、1995年に仏国寺と共にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
751年、新羅35代景徳王の時に着工し、完成まで30年の歳月を要した石窟庵の中心には、高さ3.48mの純白の大きな花崗岩を削って彫った釈迦如来座像が安置されており、三国統一を成し遂げた新羅30代文武王が海竜に転生して新羅を救ったという伝説が伝わる東海に面しています。
一柱門を過ぎると、石窟庵まで約600メートルほどの緩やかな下り坂が続きます。自然豊かな山道をしばらく歩くと、やや広い空き地が出てきますが、正面に見える階段が石窟庵の記念写真を撮れる場所であり、階段の向こうに見える木造の建物が石窟庵です。石窟庵が見える石窟庵広場には、寺院を見学する前に飲むことができる湧き水があり、お土産などを買うことができる売店があります。
石窟庵の説明が書かれた案内板の横に石窟庵に向かう階段があり、階段を半分登った左側には石窟庵を修理した際に残った石材が置かれています。
石窟庵から日本海(東海、ドンへ)がかすかに見えます。木造の建物に入ると、8世紀に作られた高さ3.48mの釈迦如来坐像が安置されています。
石窟庵の前室と入口左右の壁には八部神衆像、仁王像があり、通路には四天王像をはじめ、宇宙を表し、仏様の世界として例えられている丸い石のドームの石窟庵の内部には40体あまりの石像が現存しています。 現在は、文化財保存のためガラスの壁を作り、観覧客は木造前室に入り、ガラス越しにのみ石窟庵の内部を観覧することができます。
石窟庵の前室と入口の左右の壁面には八部神衆像、仁王像があり、通路には四天王像をはじめ、宇宙を象徴し、仏の世界に例えられる丸い石のドームの石窟庵内部には40余りの石像が現存しています。現在は文化財保存のためにガラス壁を作り、観覧客は木造の前室に入り、ガラス越しにしか石窟庵の内部を観覧することができません。
石窟庵の見学を終えて階段を降りると、阿弥陀如来を祀る寿光殿があり、さらに階段を降りると修理の際に残った石材と寺に寄付する瓦が置かれています。
石窟庵の一柱門(山門)の前には、お土産や鐘を吊るした鐘閣があります。
基本情報 | |
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スポット名 | 石窟庵 석굴암 Seokguram temple |
住所 | 慶尙北道 慶州市 進峴洞 999 경상북도 경주시 진현동 999 |
電話番号 | 054-746-9933 |
入場料 | 無料 |
サイト | http://www.sukgulam.org/ |
2023年6月1日から入場料が無料になりました。
行き方:慶州駅や市外バスターミナルから仏国寺行きの10番または11番の市内バス(KTXが停車する新慶州駅では700番座席バスを利用)に乗り、仏国寺大型駐車場にある観光案内所近くのバス停で石窟庵行きのシャトルバスに乗り換えればよい。